ミニ クーパーS R56 3ドア エンジンオイル漏れ修理
ミニ クーパーS(R56)を所有する喜びは、そのゴーカートフィーリングと個性的なデザインにありますが、避けて通れないのが「エンジンオイル漏れ」の洗礼です。今回は、走行後にエンジンルームから焦げた臭いがするとのことで、ご来店をいただき実際に車両をリフトアップして確認させていただきました。
実際に確認を行ったところ、ヘッドカバーパッキンからオイルが外側に漏れてしまっており、ドライブベルトやクランクプーリといった、エンジンの主要部品にもオイルが浸み込んでしまっており、同時交換をさせていただきました。
漏れによって油圧が不安定になれば、エンジンパフォーマンスの低下を招くだけでなく、内部の金属パーツの摩耗を急激に早めることになります。R56のオイル漏れは「いつか直せばいい故障」ではなく、愛車の寿命を削る「今すぐ向き合うべき課題」なのです。地面の跡や焦げ臭い匂いは「重症化」のサイン地面にまでオイルが垂れている状態は、すでに漏れが「にじみ」の段階を超え、深刻なレベルに達していることを意味します。特にR56はエンジン下部にアンダーカバーが装着されているため、地面に跡がつくということは、アンダーカバーが受け止めきれないほどのオイルが溜まり、溢れ出している状態です。焦げ臭い匂いが車内にまで入ってくる場合、常に火災のリスクと隣り合わせであることを自覚しなければなりません。
画像にもあるように、金属部分と樹脂部分のつなぎ目から、オイルがにじみ出ているのが分かりますね。
漏れたオイルが冷却水のラジエーターホースに付着すると、ホースがオイルを吸って柔らかく膨らんでしまう「膨潤」という現象が起きます。これによってホースが破裂し、突然のオーバーヒートを招くケースが後を絶ちません。
さらに、R56で特に恐ろしいのが電装系へのダメージです。エンジンの下部にはオルタネーター(発電機)やエアコンコンプレッサー、各種センサー類が配置されています。上部から漏れたオイルがこれらの精密機器に滴り落ちると、内部でショートを引き起こしたり、ブラシの摩耗を早めたりして、高額な電装部品の交換を余儀なくされます。
今回は、発電機やラジエーターホースなどへのダメージはありませんでしたが、ドライブベルトやドライブベルト廻りへのダメージが御座いましたので、同時に交換を行う作業を進めて完了となりました。
作業後は、しっかりと漏れのチェックを行い、エラーコードの確認をして完了となります。
オイル漏れは、どの車にも起こりうる事象となりますので、臭いや駐車場へのシミなどが見受けられましたら、ご相談ください!
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